2018年06月29日
「インキュベーションキッチン™プロジェクト」第一弾 『出前館』、黒毛和牛焼肉店「うしくろ」の "店舗を持たないフードデリバリー専門店"の起業をサポート
夢の街創造委員会株式会社(代表取締役社長:中村利江、本社:大阪府大阪市、以下「夢の街」)が運営する日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』は、本日2018 年6月29日(金)に、"店舗を持たないフードデリバリー専門店"(以下「フードデリバリー専門店」)の起業希望者をサポートする「インキュベーションキッチン™プロジェクト」第一弾の店舗をオープンします。『出前館』が今回起業までのサポートをするのは、株式会社サンエイフーズが運営する焼肉店、黒毛和牛焼肉「うしくろ」です。また本日の11時より、本キッチンでメニュー開発した、高級黒毛和牛を使用した焼肉弁当の販売を、『出前館』にて開始します。
「夢の街」は、"世の中に「あったらいいな。」と思うものをカタチにする"を理念に掲げています。その第一歩として、インターネットで出前を注文するという、これまでになかったサービス『出前館』を2000年にスタートし、全国の出前店舖のポータルサイトとして運営してきました。昨今は配達員の人手不足などの問題を受け、配達機能がない飲食店でもデリバリー受注が可能になる「シェアリングデリバリー®」を展開しています。これにより、今までデリバリーをしていなかった大手外食チェーンから地元の人気店などの幅広いジャンルの店舗が、新たにデリバリーを開始しています。
今回スタートする「インキュベーションキッチン™プロジェクト」は、独立意欲があっても資金調達や経営ノウハウなどの様々な課題があり、起業に踏み出せない方に対して、低リスクで"フードデリバリー専門店"の事業トライアルができるキッチンと販路(『出前館』)、そして「シェアリングデリバリー®」の配達代行機能を提供し、『出前館』が独立をサポートするものです。さらに『出前館』に蓄積しているビッグデータに基づいたデリバリーノウハウを提供し、フードデリバリービジネスに精通した専任スタッフが全面的にサポートをします。
■インキュベーションキッチン™プロジェクト 実施の背景
共働き世帯の増加や高齢化社会の進展、またインターネットの普及などを背景に、自宅やオフィスからお店の料理を手軽に注文できる「フードデリバリー」のニーズが高まる中で、昨今、外食チェーンなどが相次いでデリバリー事業に参入している現状から、「デリバリー」に商機をかける流れが少しずつ生まれています。
そのような中で「夢の街」では、将来的に、立地条件に依存しない"フードデリバリー専門店"が、デリバリー市場の活性化・拡大に繋がると考えています。それは、"フードデリバリー専門店"は実店舗型の飲食店経営と比べて、物件取得費や内装工事費などのイニシャルコストや、人件費、家賃などのランニングコストを最小限に抑えることができ、起業のハードルが下がるからです。デリバリー専門店は立地条件にとらわれることなく出店でき、厨房設備と調理、配達員さえ揃っていれば、運営することが可能です。さらに、『出前館』の「シェアリングデリバリー®」などの配達代行を活用することで、配達員さえも確保することなくデリバリー事業を展開することができます。
しかしながら、"フードデリバリー専門店"の起業は、実店舗型の飲食店起業に比べてハードルが低いとはいえ、新たに店舗物件の確保や内装工事、厨房設備を購入するとなるとコストがかかり、デリバリーについてのノウハウを独自に学ぶのは時間がかかります。そこで今回『出前館』では、"フードデリバリー専門店"の起業候補者を全面的にサポートできる、キッチンと配達機能が整った施設を新たに作りました。
今回の「インキュベーションキッチン™プロジェクト」では、『出前館』が用意したキッチンと販路を利用することができ、"フードデリバリー専門店"の運営に、すぐトライアルできます。さらに、施設の1階部分には、『出前館』の「シェアリングデリバリー®」の配達代行拠点があるため、配達員を用意する必要はありません。
■「どうせやるのであれば、自分がしたいことを」、ミレニアル世代の挑戦
今回『出前館』が、「インキュベーションキッチン™プロジェクト」で"フードデリバリー専門店"の起業支援をするのは、株式会社サンエイフーズが運営する黒毛和牛焼肉「うしくろ」です。
メインでフードデリバリーに関するノウハウを学ぶのは、同店で働く、斉藤憲太さん(24歳)です。学生時代に同店でアルバイトとして働き、大学卒業後は大手タイヤメーカーに就職、営業として活躍していましたが、好成績を出す一方で自分が描く働き方ができず、「どうせやるのであれば、自分の好きなことを仕事にしたい」と考え、飲食業界での独立を目指し退職しました。
自身で飲食店を起業する前に、昨今需要が高まりつつある"フードデリバリー専門店"の経営を、身を以て経験することが起業時の大きな糧になると考え、プロジェクトの参加を決めました。
■インキュベーションキッチン™ オリジナルメニュー
「インキュベーションキッチン™プロジェクト」では、メニュー開発支援もしています。今回は、「うしくろ」がこだわり抜いた高級黒毛和牛を使用した焼肉弁当を開発しました。上質なお肉をご自宅やオフィスでご堪能いただけます。『出前館』での販売は、本日2018年6月29日(金)11:00より開始します。
黒毛雌牛4種と牛タンそぼろの2段重
価格:1,580円(税込)
内容:焼肉4種/ナムル2種/日替り韓国惣菜/
ご飯(自家製牛タンそぼろがけ)
最高の焼肉弁当!黒毛和牛雌牛6種と色どり韓国惣菜
価格:2,160円(税込)
内容:焼肉6種/ナムル4種/日替り韓国惣菜/ご飯
※実際の商品はしっかりと火を通してからお届けします。
■今後の展開
『出前館』は、従来の宅配ポータルサイトや配達代行の役割だけでなく、「インキュベーションキッチン™プロジェクト」を通して飲食店がより効率的な方法で収益を向上するためのサポートを積極的に展開します。今後は、「インキュベーションキッチン™」のスペース拡大や同様の拠点を増やし、1つのキッチンを多業態のシェフがシェアしながら、フードデリバリー主体の飲食店起業を目指していけるような環境を、各地で創造していきたいと考えています。今後、ますます需要が高まるとされるフードデリバリー市場の中で、ネット出前のリーディングカンパニーとして、「フードデリバリーの可能性・魅力」を様々な形で発信していきます。
■インキュベーションキッチン™プロジェクト概要
【エリア】 中央区日本橋付近
【施設利用料月額】 10万円 (光熱費等は実費負担)
【利用期間】 第1期 2018年6月1日~12月末日
【得られる支援】
日本最大級のデリバリーポータル『出前館』によるマーケティング・運営支援、独立時の店舗出店、
資金調達支援、飲食店運営ノウハウ支援、独立時の経理システム支援、独立後も経営をサポートする定期的なセミナー等の支援も予定
■黒毛和牛焼肉弁当 うしくろ 店舗詳細
【注文ページ】
http://demae-can.jp/U1BD8_0101
※2018年6月29日11時よりご注文いただけます。
【受付時間】 原則11:00~14:30, 18:00~21:00
【定休日】 日曜日,祝日
【最低注文条件】 1,500円(税込)~ ※配達料除く
【配達料】 300円(税込) ※2,500円以上のご注文で配達料無料
【支払方法】 各種クレジット決済、Amazon Pay、Apple Pay ※順次対応予定
【『出前館』とは】
『出前館』(https://demae-can.com/)はアクティブユーザー数262万人、16,439店舗以上(2018年5月末時点)の加盟店を有する、自宅やオフィスで食事をする際に便利な日本最大級の宅配ポータルサイトです。サイトに訪れるユーザーは、ピザ・弁当・中華・寿司・洋食・和食・エスニック・カレー・ハンバーガー・デザート・酒・ネットスーパーなど、多数のジャンルの出前サービス店舗から、メニューや"現時点でのお届けまでの待ち時間"等の情報を見て、特典付きで注文をすることができ、月間約40億円の出前が『出前館』を通じて行われております(2016年10月~2017年9月末までの平均値)。注文してから最短20分で商品が届くというスピード感のあるインターネットショッピングサイトです。
【夢の街創造委員会株式会社 概要】
(コード番号:2484 東京証券取引所JASDAQ 市場)
所在地:(大阪本社)〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル8階
(東京本社)〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11階
代表者:代表取締役社長 中村 利江
WEBサイト:http://yumenomachi.co.jp/
事業概要:日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』の運営
資本金:11億1,330万円(2017年9月末現在)
設立年月日:1999年9月9日